先輩体験談

アメリカ

「世の中を見る自分のレンズ」が変わってくる

Profile

YUI K.さん

渡航先
カリフォルニア州
学校
UC Berkeley
渡航時の学年
高校卒業時
留学を決めたきっかけ

海外ドラマなどを通した海外への憧れ、学校の外国人講師と英語でコミュニケーションができた喜び、などが原点にはあります。そんな憧れを持っていた高校生の時に、海外大進学をした大学生の話を聞く進学イベントに参加。憧れを実現させる海外大進学という選択肢を知ることとなりました。そこからカウンセラーや、最初は反対していた親との対話の中で、日本の大学に進学してからの交換留学などではなく、自分がなぜ海外大進学がしたいのかの想いが固まっていきました。

進学ルート

語学学校を経由して、コミュニティカレッジに2年通学。その後、四年制の公立大学UC Berkeleyに編入しました。世界的に社会学で有名なUC Berkeleyで、社会学でカバーするサブジェクトを身近に経験してきている学生と、社会学を学びたかったことが大学を選んだ理由です。

現地での留学生活

自由度高く、自分の学術的関心を追求できるカリキュラムが一番良いと感じた大学の学びの環境です。自分は社会学専攻でしたが、経済社会学や組織論といったビジネスと社会学が混ざった分野に関心がさらに強いことがわかり、大学3・4年生ではマーケティングや消費者行動などのビジネスの授業も取りながら、どう社会学がビジネスの場面で応用されるのか自身の中で探りました。自由度高く履修授業を組めることで、自分の興味分野を冒険しながら深めることができました。

また、シリコンバレーに近いことから、身近に最先端のビジネスやイノベーションを感じられた環境も気に入ってました。それを通じて、自分の学術的関心がどうビジネスに応用されるのかを考えられたことが在学中の生活環境として貴重だった感じています。Mobility as a serviceとしてスクーターや自転車、乗り捨て可能なレンタカーなどのビジネスや、UC Berkeleyの学生が始めたAIロボットが出前を運ぶフードデリバリーや食べれるコーヒーバーの開発・販売など、身近にいろんなサイズ感の新しいビジネスアイディア・イノベーションが生まれる刺激的な環境でした。社会学を学ぶ者として、ビジネスやブランドがどんな方法で消費者にアピールしているのかやCSRなどを通じて様々なコミュニティとどう繋がりを持とうとしているのかなど、自分の学びがビジネス面でどう応用されるのか考えるいい機会になりました。

私にとって最高の留学とは

学問はもちろんのこと、海外での様々な人との出会い、生活の中での経験など、すべてを通して、「世の中を見る自分のレンズ」が変わってくることが、留学の醍醐味だと思います。同じものを見ていたとしても、留学をする前とする後とでは、見方も変わりますし、見る観点も比べ物にならないくらい多く持てるようになる、それを体感できたことが、最高の経験だったと感じています。

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