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現地レポート

留学中の先輩たちが、日本と海外の生活の違いや、大学の授業やホームステイ先での生活など、現地の様子をお伝えします。

大学で好きな授業

長谷川航
現地レポーター: 長谷川航 さん

日本にいた頃の自分にこの質問をしていたら、「英語」の授業と答えていたと思います。留学した後はその「英語の授業」というものがほとんどありませんので、一体なんと答えるのかなと今まで楽しみにしていました。 そのクラスはズバリ “creativity” のクラスです。もう少し大きな枠でいえば “Humanity” という教科の中の一つのクラスです。 授業の中では、社会構造を批判的に見つめ直す事で自分の考えや行動を支配する概念や仕組みに気づき、自らの可能性を最大化する事に重点が置かれ、生徒は、産業革命以降続く大量生産型社会の産物である個性の喪失や現代科学における権力の行使といった問題構造を再確認します。 それに加えて、教授は、創造性は個人の真の興味や情熱から生み出されるものであると説明し、そのために、生徒は自分が誰なのか、自分が本当にやりたいことは何なのかを数多くの内省的活動を通して理解し、自らの夢や生きる価値を見出します。そして、自分の殻を破るために実際に小さな行動を毎週起こし、それをレポートとして提出します。そうして自分自身や周囲に少しずつ変化を起こしていき、最終的には社会変化を起こせるような人になる、というのが講義の目標です。 クラスの中で教授は主に生徒の机の周りを歩き回り、二時間もの間、歴史、芸術、科学、文学といった様々なトピックについて話し続け、それに対して生徒は自分たちでディスカッションをしてさらに考えを深め、世界の現状を多角的に見られる能力を養います。 とにかく、日本では経験したことのない独特な授業に非常に興奮しました。これはアメリカならではの授業なのかもしれません。ただ、”Humanity” は今世界的に再度注目されている教科なので早く力を入れられれば日本の未来ももっと素晴らしいものになると思います。 留学ならではの気づきだなとしみじみと感じています。

レポートテーマ:
大学で好きな授業

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