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海外進学をしてよかったこと


海外進学をしてよかったことは、日本の長所に気づき、短所を認める気持ちを持てたことです。私が留学したいと思った理由の1つとして、日本人の性質が嫌で、アメリカ文化に対する憧れというものがありました。
その日本人の性質とは、周りを気にして空気を読んで発言できなかったり、相手を気遣ってばかりの上辺だけの関係があったり、家族同士でハグなどの愛情表現がなかったり、といった日本人性です。その反面、ディズニーチャンネルや海外ドラマを見て育った私は、アメリカの文化や人間性に強い憧れを抱いていました。人が思うことに左右されずに自由に暮らしていける国で生活したいと思い、海外進学へと気持ちが後押しされました。
でも、アメリカに来てみると、日本が好き・日本人が好きと言う人に頻繁に出会います。同時に、アメリカにも短所があることも分かってきて、例えば、レストランで食事をした時、外国人は残すことが多いし、テーブルを汚したまま帰ります。これは、長所でもある他人の目を気にしないという自由主義が、短所として出ているアメリカの文化でもあります。一方で、日本人は食べ終わったお皿を重ねたり、テーブルを軽く拭いたり、一粒もご飯を残さずに食べます。周りの目を気にするという短所が、他人に迷惑がかからないよう行儀よく食べるという長所として現われているのです。
他にも、外国人のルームメイトに私のココが悪いとストレートに言われ、傷ついたこともありました。日本人なら言葉をオブラートに包んで、相手を気遣う配慮があるんだろうなと思いました。でも、それは直接は本人に言わずに、影で他人にそのことを話したりするという日本人の性質にもつながっているなと考え、アメリカと日本のどちらが良いとか決められるものじゃないと思いました。
憧れであったアメリカにも短所はあるし、嫌いだった日本人性が良い時だってあるし、それぞれの国に長所と短所があります。その事に気づけたのは海外進学のおかげで得られたものです。今は、日本人である事に誇りを持っています。
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