ベネッセ海外留学センター

現地レポート

留学中の先輩たちが、日本と海外の生活の違いや、大学の授業やホームステイ先での生活など、現地の様子をお伝えします。

海外留学

卒業したいま思うこと

2018年7月に3年間通ったシドニー大学を卒業しました。日本の大学と違って3年間しかありませんでしたが、私にとって何にも代えがたい夢のような大学生活となりました。

大学生活を振り返ると、自分の力で達成できたとは思えないような壁や挑戦がたくさんありました。大学1年生の頃は、努力しても思うように結果が伸びないことや周りの優秀な友人たちと自分の学力の差に落ち込むことがとても多く、つらい時期でした。しかしそういった悩みをわかってくれる友人ができたり、手を貸してくれる教授に出会えたりしたことで、どんどん勉強が楽しくなりました。大学2年生と3年生は学業以外で新しいことに挑戦をしました。自分の学部以外の友達を作って違う分野で活躍する友人の話を聞いたり、IT企業でインターンシップをしたりしました。そこでは、自分のために働くのではなく組織やチームのために自分ができることは何かを考える機会を与えてもらいました。

私は日本にいたころはとてもシャイで、新しい環境で友達を作ったり自分の思いを伝えたりするのが苦手でした。しかし、ここでは両親に頼ることもできず、自分がやりたいことがあったら自分で動かないと何も状況を変えることができませんでした。シドニーでの留学経験によって、英語を身に着けられただけではなく、問題や課題を解決するために必要なことを自分で考えて行動に移す力を身に着けることができました。