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現地レポート

留学中の先輩たちが、日本と海外の生活の違いや、大学の授業やホームステイ先での生活など、現地の様子をお伝えします。

満足するまでとことん勉強できることが楽しい!

松村維也
現地レポーター: 松村維也 さん

今回は、約1年半 Seattle Central Collegeに通ってみて感じた楽しいことと苦労していることをお伝えします。いえ、お伝えしたいのですが、いくら考えども苦労していることが見つからなかったので楽しいことのみをシェアします。渡米当時から英語力の低さ以外で苦しんだ覚えがなく、現在は生活していく上で必要な程度の英語力は身についたためその苦しみからも解放されました。アメリカで仕事をし、自力で生きていかなければならない状況ならば様々な苦労があることを想像できますが、所詮留学生、経済的にはまだ親に依存している身としては未だ自分が本当に”大変”だと思える状況に出会うことはないように思います。 私の学校生活における最も楽しいことは、自分が満足するまでとことん勉強できることです。大学は、興味のあるクラスに参加でき、その分野の知識や経験が豊富な先生とコミュニケーションを取ることができる素晴らしい場所であるということを実感しました。新たな知識を仕入れて自分のものにすることに専念できることはとても幸せです。また、アメリカ生活で身についた英語力は勉強においても圧倒的な武器になります。日本語とは比較できないほど多くの教材や情報にアクセスすることができるようになったことは、自分が感じる海外進学の最大のメリットです。心ゆくまで知的好奇心を満たすこと以外にも、日本にいるときよりも多彩な人々と関われることも大学生活が楽しいと感じられる大きな理由です。彼ら彼女らのバックグラウンドは多くの新しい知識を私に与えてくれます。同じクラスを取っていたことで仲良くなった台湾人とルームシェアをしていて感じたことを例にあげます。日本と台湾は地理的にとても近く一時期日本が統治していた歴史もあるため、旅行で訪れたり学校の授業で台湾に触れたりしたことがある方は多いと思います。しかし、恥ずかしながら私は、ルームシェアを始めるまで台湾に関する知識はゼロでした。何語を話すかすら知りませんでした。日々生活を共にすることで台湾に関して無知だった自分にとって新鮮な情報を大量に仕入れられ、今では日本との文化的違いや大陸中国との関係さらには中国語までをも学んでいます。(ちなみに我々はアパートを借りており、1年ほど共に暮らしています。ZillowやApartments.comといったアパート比較サイトから住む場所を選ぶ人が多いかと思いますが、私たちはアパートのリーシングオフィスへ立ち寄り、その場で内見・決定をしました。即決だったものの不満は特になく、むしろ学校と日系スーパーに近いという好立地にとても満足しています。部屋のスタイルはStudioで家賃は電気光熱費込$1,900/月です。) 私は毎日を楽しんでおり悩みがほとんど見当たりませんが、人によっては色々と課題に遭遇すると思います。辛い時に安心して相談できる友達や没頭できることがあると心が楽になると思うので、平常時にそういった人や物事を見つけておくといいと思います。

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