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設立者からのメッセージ

株式会社ベネッセホールディングス 名誉顧問福武總一郎

1945年岡山県生まれ。1969年早稲田大学理工学部卒業。 1973年日本生産性本部経営コンサルタント指導者養成講座修了。 同年株式会社福武書店(現、株式会社ベネッセホールディングス)入社。 現在、(株)ベネッセホールディングス 名誉顧問 公益財団法人 福武財団 理事長 公益財団法人 福武教育文化振興財団 名誉顧問

既に言われている事ですが、これから、私達は今まで以上に世界を身近に感じる時代になるでしょう。それは皆さんも気づいている様に、飛行機やIT技術そして多くの衣類や工業製品も日本製以外の物が普通になると言う事です。また中国を始めとして、ひと昔前まで新興国と言われた国が今や目覚ましい発展をして、中国は今や世界第二の経済大国になっています。その様な時代の中で世界を知り多様な文化や考えを知る事はとても大切な事です。私達日本人は島国と言う関係で、仕事で海外との関係のある人以外は余り海外に携わることなく生きてきました。しかしこれからの時代は、世界との競争と同時に世界との知恵の交換が大変重要になってきます。その様な時代に既に入っている日本ですが、教育の中で海外の事は知識では学びますが、海外の人々と接して実感や体感する事は殆どありません。私は学生時代にこそ、この海外経験が大切だと思いました。何故なら会社に勤めると自分の意志で海外に行くことは困難だからです。

学生時代の海外留学には色々な国があると思いますが、オーストラリアは日本と時差も少なく自然も豊かで大変国際的な国です。また国が力を入れて留学生を受け入れる制度が整っています。更にオーストラリアでは高校教育と職業教育と大学教育とさらには産業界が連携し合ってとても効果的な教育システムが出来ています。またオーストラリアは国が新しく、多くの移民で構成され、文化も大変多様な国であり、留学に大切な安全性も高い国です。この様な背景で私はオーストラリアに、グローバルキャリアアカデミー(ベネッセGCA)を2007年に設立しました。

ベネッセGCAはオーストラリアの上級学校へ進む為の渡豪後最初の10ヶ月間のサポート機関です。まず、英語をTAFEと言う世界の中でも最大級職業教育機関の付属英語学校で基本的には35週間学びます。初めての海外で長期間生活し勉強する事はとても緊張し不安もあると思いますが、ベネッセGCAはその生活や学びを不安なく出来るようにTAFEとも連携して各種サポートを提供し、将来の進学についてもひとり一人を親身に指導します。

TAFE付属英語学校での英語の勉強で資格を取れば、上級学校へ進む事が出来ます。条件を満たせば、英語学校で3ヶ月、職業学校であるTAFEで1年、編入制度を利用してオーストラリアの大学で2年勉強すれば、ほとんどのオーストラリアの大学学位は3年で取得できますので、合計3年3ヶ月でオーストラリアの大学卒業の資格が取れます。即ち、頑張ればこの短期間で英語はペラペラになり、オーストラリアの職業資格も取れ、更に大学学位も取得可能なのです。日本の教育と比べて素晴らしいとは思いませんか。これには、日本の学校で学ぶ以上の努力が必要ですが、自分の意志で学ぶことの面白さを卒業生は異口同音に言っています。

さあ、貴方も狭い日本に閉じこもる事なく、世界に向けての一歩を歩みだしてはどうですか。きっと貴方には努力しただけの多くの可能性が広がるでしょう。信頼できるベネッセと言う教育会社が貴方を応援します。