先輩体験談

アメリカ

多様な人々とのコミュニティが作れて、「サバイバル」スキルも身に付く!

Profile

Kana.kさん

渡航先
ワシントン州
学校
University of Washington
渡航時の学年
高校卒業時
留学を決めたきっかけ

昔から海外への憧れがあり、高校で留学したいと思っていました。でも、高校では部活に熱中していたので留学する時間がうまく取れず…。高3になり具体的に進路を考える時期になると、このまま留学を諦めてはいけないという気持ちが強まりました。そのまま悩み続け、結局その海外に行きたい気持ちを両親に伝えたのは、高3の10月と少し遅めでした。

両親と先生の了承を得てからも、受験勉強は続けました。大学の勉強にも通じる部分はたくさんあると思って。今振り返っても役立つことは多かったので、海外進学を決めても受験勉強で基礎をおさえておくことは大切だと思います

進学ルート

語学学校ののち、コミュニティ・カレッジに進学、1年弱のOPT(Optional Practical Training)期間を経てUniversity of Washingtonに編入。入学前から、現在の大学に通う知り合いの学生に学生生活や学校のシステムについて話を聞いており、大学チームのスポーツ観戦にも行っていたので親近感がありました。コミカレの教授からは、現大学に行けばこんな教授がいる、私の現在専攻しているInternational Studies学部はとても良い、などの話を聞いていて、学問的にも高い期待を抱いていました。

現地での留学生活

今まで大学でとった面白かった授業の一つに日本の近代人類学の授業があります。人類学とは基本的に文化について歴史やフィールドワークを通し勉強するもので、この授業では、近代日本という意識がどのように作られてきたかについて、明治維新あたりからの様々な人類学者のリサーチ・論文を読みながら考えました。この授業は、私が今までその一部であった、日本文化・日本人意識というものを、できるだけ客観的になって考える時間となり、とても印象的でした。またそれに関して、多様なクラスメートの意見を聞けたことも、とても貴重でした。なぜなら、国が違えば教えている歴史も哲学も違い、日本のやり方に対して、どういう代替論があるのか意見を交わしているうちに浮き上がってきたからです。日本人学生としてどうクラスに貢献していけるか、と考えることもあった密度の高い授業でした。

学生生活を送っていて何度も良かった!と思うことは、広くて様々な顔を持っている綺麗なキャンパスに毎日通えることです。全体的に落ち着きをくれる自然に囲まれていて、朝日の登っているときにキャンパスを歩くと本当にパワーがもらえます。特にキャンパスから見える湖やレイニア山の景色は最高です。雄大で生き生きとした自然と綺麗な建物を目にしたら、キャンパスに初めてくる人でもウェルカムされているように感じると思います。本当に広いキャンパスなので、色んな雰囲気のカフェや図書館(キャンパス内に16館あります)があり、気分によって散歩しながら場所を変えて勉強したり色んなお店の並ぶ学生街に出て気分転換したりという贅沢があるのが、日々忙しくても学校に行ける喜びになっています。

私にとって最高の留学とは

私にとって、「留学って最高だな」と思うポイントは2つあります。一つは本当に多様な人たちとコミュニティを作れること。もうひとつは「サバイバルスキル」が身に付くこと、です。今後、社会人になった時にも、わからないところだらけの外国で、自分で道を切り開いていくという経験をしていることは必ず役立つと信じています。

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