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現地レポート

留学中の先輩たちが、日本と海外の生活の違いや、大学の授業やホームステイ先での生活など、現地の様子をお伝えします。

ELSの授業内容

滝孝亮
現地レポーター: 滝孝亮 さん

今回のレポートではELSの授業内容について書かせて頂きますが、その前に簡単に僕の通ったELSとそこでの僕のレベルと目標としていたことについての説明をしたいと思います。

僕が通っていたELSはELS La Verneというカリフォルニア南部の郊外に位置する語学学校でUniversity of La Verneの一部の語学学校です。僕と同じようにカリフォルニア州内のCommunity Collegeに入学したい人や州外のCommunity CollegeやUniversity of La Verneに入学するつもりの人などELSに通う目的は人によって様々でした。大学などの教育機関への入学を目指してない人も多数派ではありませんがいました。そこで僕は4月に106というレベルのクラスからスタートし、8月に109というレベルをパスしてELSを卒業し、Orange Coast Collegeに2019年の秋セッションから入学しました。僕のELSでの一番の目標はCommunity Collegeに秋入学できる資格を最小限の力を費やして得ることでした。

そんな僕が実際に受けたELSの授業内容について、SSP・VE・LTC・R&Wという4つのクラスに分けて、ひとつずつ説明していきたいと思います。まずSSPは他のクラスに比べてSpeakingの力の向上を重視しています。合わせてGrammarやVocabularyも勉強するのですがそれも含めて正しい語彙や表現を使って自分の思っていることや考えていることを他人に自然に伝えられるかということが評価の基準になっているような授業です。VEは語彙強化の授業となっていますが、確かにイディオムを学ぶような授業もありますが、実際はTED Talksを聴いてそのトピックについてクラスメイトと話したり、Livable cityやcontroversial topicsについてのプレゼンテーションをしたり様々です。LTCはcomputerを使って自分の苦手な英語のスキルを自分のペースで克服することが可能で、自分の好きなように英語を学べる自由なクラスです。正直ELSの中で最も簡単にpassできるクラスですが、自由故に生産的でない時間を過ごすことも可能になる授業なので目標を明確にすることがより大切になってくる1時間です。

最後にR&W(Reading & Writing)ですが、Writingに焦点を当てた授業でReadingはhomeworkとquizだけで何かを教わるということは基本的にはありません。Essayの書き方を教わり、添削を繰り返ししてもらうことでアメリカ人により理解してもらいやすい言い回しや文章構成を学ぶような授業です。全ての授業に共通するのは、participationが評価されるにあたって比重が大きいということで、しっかりと宿題をこなすことや授業に参加することが重要であることを感じます。一方で、どれだけ宿題を完璧にやって、授業でたくさん発言していたとしても、quizやfinal examで0点を取ったらpassは不可能です。

個人的にはプレイスメントテストを受けて106で入学した人が一度もfailせずに109を卒業するだけであれば、難しくはないと思います。ただ、英語を勉強するだけではなくアメリカを知ることだったり、数学を勉強したりなんでもいいですが他のことにも多くの時間を割きたかったり、高得点を取ってpassしていきたかったりすれば、ELSで苦しむことも可能です。何をするにも同じかもしれませんが、自分は何が欲しいのか、何がしたいのかを認識しているとより良い時間を過ごせると感じます。

レポートテーマ:
ELSの授業内容

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