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現地レポート

留学中の先輩たちが、日本と海外の生活の違いや、大学の授業やホームステイ先での生活など、現地の様子をお伝えします。

日本で勉強しておいた方がよいこと

伊藤布仁香
現地レポーター: 伊藤布仁香 さん

まずは英語力についてです。カレッジに入学する際に、満たさなければならない英語力の最低条件があります。私が通うDe Anza Collegeでは、TOEFL iBTのスコアが61点以上である事、ELS(De Anza Collegeと提携している語学学校)のLevel 109を合格する事など、様々な条件の中から一つの条件を満たす必要があります。カレッジのウェブサイトに詳しい条件が載っているので「●●● College Admission Requirements for International Students」などと検索してみると良いと思います。

次に数学についてです。文系の専攻であっても、一定レベルの数学の知識がないと卒業できません。入学する際にプレイスメントテストがあり、どれだけ数学ができるのかテストされます。もしここで良い結果が出れば、受けなければならない数学の授業が減り、時間とお金を節約出来ます。ではどれくらい数学が出来れば良いのかという疑問についてですが、アメリカの数学教育のカリキュラムは日本と異なり、分野ごとに学習します。専攻が文系の方は、主に数学Iと数学Aが出来れば問題ないと思いますが、数学IIと数学Bで習う内容も一部含まれています。専攻が理数系の方は、主に微分積分学が必須で、必要な授業数がとても多いです。

ITスキルについてもお話しします。ペーパーレス化が推進され、課題はオンラインで提出する場合がほとんどです。アプリやウェブサイトを用いてクイズが出されたり、教材がアップロードされたりするため、ノートパソコンの使用が必須です。授業のノートをとる際もパソコンを使う生徒さんが多くいます。グループプレゼンテーションがある場合でも、Googleドキュメントやスライドのシェア機能を使って行うため、最低限のITスキルを身に付けておくことをおすすめします。

最後に、私が個人的に思う知っておいた方がよかった事についてです。アメリカでは政治問題や社会問題に関心を持っている人がとても多いように感じます。専攻が何であれ教養科目は必修で、その授業内で人種や性問題についてのディスカッションが多く行われます。あらかじめそのような問題に関心を持ち、記事を読んでおくと後で困らないと思います。

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