心地よいゾーンから出て、
チャレンジする経験が
自分をどんどん強くした留学
2014年春 | TELC(語学学校)入学 |
2014年夏 | TAFE NSW入学 |
2015年夏 | シドニー大学 入学 |
2018年秋 | 外資系コンサルティング会社入社 |
高校2年生の時に学校が募集する短期留学に参加しました。その留学先ではフィールドワークも充実していて、街の歴史を学んだり、多国籍国家特有の様々な文化に触れたりするうちに、「日本の環境とは全く違う環境に飛び込んでみたい」という気持ちがだんだんと強くなっていきました。
ベネッセGCAの担当者の方は、TAFEでの学びや大学編入など進路について、現地で親身に相談に乗ってくれました。また、国際貿易学と観光ビジネスのどちらの専攻を履修するか迷っていたところ、それぞれを専攻しているベネッセGCAの先輩に話を聞かせてもらい、納得の行く進路を確定することができました。
一般的にシドニー大学などのTOP大学はファンデーションコースを経由して入学することがポピュラーです。TAFE経由で進学を目指す生徒は少なく、自身で積極的に情報収集する力が身に付きました。もともと私は、日本では、勉強以外の手続きは全て親に任せていました。しかし、オーストラリアに来てからは、手続きも含めて、勉強面、生活面を主体的に乗り越えていきました。この姿勢は、どんな場所であろうと留学生として学んでいくうえで必要なものだと思っています。
シドニー大学では、先のことを考える力が身に付いたと実感しています。日本にいた時は、ニュースを見ても聞き流す程度で、思考はそこで終わっていました。でも、海外進学した今は、「自分はこの問題に対してどう思うのか」という事まで考えるクセがつきました。TOP大学は、優秀な学生が集まっているということもあり、友人同士の会話のレベルも高く、時事問題についてもよく議論をします。また、勉強の時は勉強、遊ぶ時は遊ぶというメリハリがはっきりしていると感じました。大学の勉強の方が圧倒的に大変なはずなのに、仲間たちのおかげで精神的にずっとラクで楽しめていました。
留学は失敗がつきものです。私も大学1年生の1年間、忙しい中どれだけ勉強しても成績が伸びずにくじけそうな毎日でした。でもその時に、失敗を失敗で終わらせるのではなく、やり方を変える、人を巻き込んで勉強するなど、今自分にできることを何とか探してポジティブに進もうと努力しました。そうしていると、そのまま気持ちも成績もポジティブになっていきました。できないからやめてしまうとそこまでです。自分の心地よいゾーンから出ていく経験をすることで、一皮むけて強くなれると思います。留学にはそのチャンスがたくさんあるのでぜひチャレンジしてみてください。
※シドニー大学は、オーストラリア ニューサウスウェールズ州シドニーにあるオーストラリア最古の大学で1850年に設立された歴史と伝統を持つ名門校。Group of Eightの代表格。THE World University Rankings 2020 では世界の60位にランクイン。
着々と歩みを進めて、
再挑戦できる環境が魅力的!
2016年春 | ELS-Seattle(語学学校)入学 |
2016年秋 | Bellevue College入学 |
2018年冬 | ワシントン大学不合格 OPT開始 |
2019年秋 | ワシントン大学編入 国際関係学専攻 |
昔から海外への憧れがあり、高校で留学したいと思っていました。しかし、部活に熱中していたので留学する時間が取れませんでした。
高3になり具体的に進路を考える時期になると、このまま留学をあきらめたくないと悩み続け、高3の10月にアメリカの大学に進学したいと両親と先生に相談しました。
分野の違うクラスを合併させてディスカッションするという講義がありました。例えば、気候変動をテーマに経済学と政治学の先生が両学問の立場から意見を述べ、そのあとにクラスで議論をしていきました。この講義は面白かった講義の一つとなりました。
ベルビューカレッジは、少人数制で、ワシントン大学の教授が担当する講義があることが魅力的でした。
コミュニティカレッジは、語学学校と違い勉強一色でした…。息抜きが週1回くらいで残りはずっと勉強という環境が続いたことで、勉強以外の活動もできず、勉強にも身が入らなかった時期を作ってしまいました。その時期に成績の悪い単位を取ってしまいました。
そんな中で編入の出願時期が迫ってきて準備不足で慌ててワシントン大学に出願したのですが結果は不合格でした。
不合格だったことはショックでしたが、このメンタルのまま大学で勉強を続けるのは酷だっただろうと吹っ切り、他の進学先を探さずOPT(Optional Practical Trainingといい学生ビザで学校卒業後に実地研修できること)を活用することにしました。このOPT期間でのボランティア、インターン、複数のパートなどいろいろなことにチャレンジしました。本当に楽しく、気持ちが前向きになることができました。人との関わりをもってたくさん話すことで落ちこんだメンタルを克服できました。勉強漬けで独りの世界こもっていた自分には、人と多く接し、英語力も飛躍的に伸び、とても良い経験でした。
OPTを経て、カレッジの成績は変わりがありませんが、OPT期間で得た経験ができたことでキャリアも積み出願書類も充実しました。その結果、今度は無事にワシントン大学に合格することができました。再挑戦できる環境があるアメリカは本当に素晴らしいと思います。着実に足を進めていきその経験を活かし、大学で楽しみながら勉強していきたいです。
※ワシントン大学は、アメリカ合衆国ワシントン州シアトルにある西海岸最古の大学で1861年に設立された名門校。THE World University Rankings 2020 では世界の26位にランクイン。